契約書

業者との口約束はトラブルの元になります。故に約束は書面を通すことが重要なのですが、小難しい契約書を眼前にして滅入らないよう、契約の基本をきちんと学んでおきましょう。

契約の根幹は「契約書」、「契約約款」、「見積書」の3点と覚えて下さい。

契約書は契約内容に関する重要事項が記載された最重要書類です。

契約約款には契約に伴う細かい取り決めが記載されています。
重要事項や特記事項にはトラブル発生時の補償についての記載があるはずです。
契約書に捺印する前に是非熟読する時間を設けましょう。

見積書には建材の価格や職人の技術費に至るまで、細かく書き入れてもらいます。
その際、単位当たりの価格が分かるように、「一式」等のまとめ方は避けるようにお願いしましょう。

この3点以外にも、平面図と立面図とで構成される「設計図面」、設備・建材の種類や商品名が記された「仕上表」、完了時の立会いで作成される「完了確認書」、「保証書」等は、どの業者と契約しても目にすることになります。図面に描かれた位置、奥行き、幅等の確認も怠ってはなりません。また最近では3Dの完成イメージ図を作成してくれる業者が増えています。イメージの共有に効果的でしょう。さらに打ち合わせ内容のメモや工事内容の変更を明記した書類等も、上述の書類と共に大切に保管するのが賢明です。

 

さて、ここまで注意を払ってもトラブルが起こってしまったら、まずは冷静に対処することが重要です。
書類を盾に業者と真摯に相談し、それでも解決しない場合は、消費生活センターや国交省のリフォーム紛争処理支援センターに相談する手立てがあります。
同支援センターには相談のみならず、弁護士会の調停・仲裁への橋渡しを求めることもできます。